【歯周病になりやすい習慣はある?】
はじめに
歯周病は、お口の健康だけでなく全身の健康にも影響を与える重要な問題なのをご存知ですか?日常のちょっとした習慣が、歯周病のリスクを高めることとして知られています。
今回の記事では、歯周病になりやすい習慣と、その予防方法について詳しく解説していきます。健康な歯を維持するための意識と行動が、長期的なお口の健康にはとても大切ですので、ぜひ最後までお読みください。
歯周病とは一体なに?
歯周病は、歯を支える”歯肉”や”歯を支える顎の骨”に炎症が生じる病気です。
症状には、歯肉の腫れや出血、膿が出ることもあり、口臭も強くなります。
やがて、歯が揺れて抜け落ちてしまいます。痛みを感じた頃には、歯周病は進行している状態になっている事がほとんどです。
歯垢(プラーク)の蓄積と、歯垢(プラーク)の中に居る歯周病の細菌が原因で発症し、歯磨きが適切にできていないと、歯周病の更なる進行につながることが多いです。
早期発見と治療が重要で、進行すると治療が困難になります。
歯周病になりやすい習慣とは?
歯周病になりやすい主な習慣には、日頃のホームケアに問題があることがほとんどです。日々の歯磨きやフロスなどのホームケアを怠ることで歯垢(プラーク)が蓄積し、歯周病のリスクが高まります。また、喫煙や過度の飲酒は歯肉の健康に悪影響を与え、歯周病の進行を促進することが知られています。栄養不足や過度のストレスも、免疫力の低下を招き、歯周病が進行しやすくなります。これらの習慣を改善することで、歯周病のリスクを減らすことができます。
予防策と日常のケア
歯周病予防のためには、定期的な歯科医院でのクリーニングと、正しい歯磨き方法の習得が重要です。歯垢(プラーク)の徹底的な除去を心がけ、歯間ブラシやフロスを使用しましょう。また、定期的な歯科検診を受けることで、初期の歯周病を発見し治療することができます。加えて、バランスの取れた食事を摂り、ストレスを管理し、喫煙や過度の飲酒を避けることも全身的な健康の増進にもつながります。
当院では、歯周病の予防と治療にも力を入れています。お口の中で気になる事があれば、遠慮なくご相談ください。